
離婚し、シングルマザーになる決意をしたら、考えるべきことが沢山あります。
子どもを自分一人で育てるためにもしっかり準備をしなければなりません。
今回は、シングルマザーになると決意をしたあとに考えなければならない
重要な3つの事柄についてご紹介します。
シングルマザーという選択肢は珍しくない
結婚し、子どもが生まれ、幸せな生活を送っている方もいる一方で、家事や育児に追われ、家庭を顧みない夫の世話にも忙しい毎日…「離婚したいな」と思う人もいるでしょう。
今は、昔ほどシングルマザーは珍しいものではなくなりました。幸せな人生を生きるための選択肢の一つとして考える方もいると思います。

夫と離婚したいけど…シングルマザーって大変そう

自分1人で子どもと家庭を守っていけるかしら…
そんな悩みをもち、なかなか離婚への一歩を踏み出せない人も少なくありません。今回は、離婚してシングルマザーになる前に最低限これだけは考えておきたいという3つのことをご紹介させていただきます。
シングルマザーになる前に考える3つのこと
①安心して長く住める住まい
離婚後、まずは子どもとどこで生活していくかを考えなくてはいけません。
住む場所に関しては、大きく分けて5つの選択肢があります。
- 今の家に引き続き住み続ける
- 今の家の近くに引っ越す
- 実家に戻る
- 実家の近くに引っ越す
- 見知らぬ土地に引っ越す
それぞれのメリット・デメリットについて見てみましょう。
今の家に引き続き住み続ける
生活環境が変わらないという点が最大のメリットになります。
引っ越し費用や、新たに家電や家具を揃える必要もないため金銭的負担も少ないです。また、子どもも環境が変わらないので心的ストレスも最小限に抑えることができるでしょう。
デメリットとしては、旦那さんだけが家を出る形になるため
「最近、旦那さん見ませんね?」など近所の人から聞かれるなど周りの好奇な目にさらされることがあります。
持ち家で、旦那さんがローンを支払っていた場合は名義変更などの手続きがあったり、引き続きローンを払い続けてもらう場合にしても書面でしっかりと契約するなどの必要があります。
今の家の近くに引っ越す
この場合のメリットも、生活環境がほぼ変わらないことが挙げられます。
住む家は変わりますが、親子ともども知り合いや友達など人間関係は変わりません。
保育園や学校なども変わる必要が無いため、転園や転校で子どもにストレスがかかることもありません。よく行くスーパーや美容院など、生活スタイルも変わらず暮らしていくことができます。
デメリットは、新しい住まいに移るため引っ越し費用・家賃・家財道具など金銭的負担が増えることになります。また実家が遠方の場合は、自分や子どもの体調不良の場合に援助してもらえないなどの不都合な場面が出てきます。
生活圏内に元の家があることから、元夫とどこかで会ったりなども考えられます。
実家に戻る
実家に戻る最大のメリットは、家賃不要などの金銭的負担の少なさと、何かあった時に助けてくれる家族がいるという心強さに他なりません。
特に子どもが小さい時は、体調を崩して保育園や学校を休むことがよくあります。そうした場合に自分以外に看てくれる家族がいるのはとても助かります。
デメリットは、これまでの実家のご両親との関係性が大きいので一概には言えませんが…
我が家の場合、気を遣うことでしょうか。やっと巣立った娘が出戻ってきて、娘と孫の世話が増えてのんびり老後を過ごすことができなくなるのは申し訳ないと思ってしまいます。(私は)
もともと仲良し親子だったら関係ないかもしれませんけどね。
実家の近くに引っ越す
この場合、実家とほどほどの距離感を保ちながら、困った時には手助けをしてもらえるのがメリットになります。基本的には子どもと自分だけで暮らしていくので、生活スタイルは今まで通り確保できます。
子どもが病気になった、自分が体調不良になって動けない、そういう何かあった時に助けてもらえる距離に実家があるのは安心感に繋がります。
デメリットとしては、引っ越し費用など新生活のための金銭的負担が増えること。また実家の場所にもよりますが転園や転校が伴う場合は、慣れるまで自分自身と子どもの精神的ストレスが増えることが挙げられます。
見知らぬ土地に引っ越す
この場合、今までの人間関係をリセットして新たな土地で人生をもう一度リスタートさせることができます。地方移住になると、家賃や物価を抑えることができたり、自然豊かな土地でのんびりと子育てをすることができます。
デメリットは、知らない土地での生活・ご近所づきあい・仕事・学校行事など全て1からのスタートになります。その生活を楽しめる性格なら良いのですが、不安がストレスになることも多いです。
知らない土地ということで、事前のリサーチも念入りにすることをオススメします。
②子どもと暮らせるだけの生活費
住む場所がだいたい決まると、家賃の相場などが分かります。
結婚している時の生活費などから、子どもと暮らしていくだけのおおよその生活費を予想します。
この時注意してほしいのは、金額を低く見積もらないことです。
想定外の出費があってもカツカツにならないよう、余裕を持った試算をしましょう。
生活費については以前のブログ

も参考になるかと思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
③安定した收入を得られる仕事
月々、だいたいどれくらいの生活費がかかるかを試算したら
その生活費をまかなえるだけの收入をどうやって稼いでいくかを考えます。
シングルマザーの収入源はこんな感じ。
- 就労
- 養育費
- 児童手当(2ヶ月に1度)
- 児童扶養手当(2ヶ月に1度)
- 遺児手当(2ヶ月に1度)
この収入源を元に、自分が月にどれだけ働けば余裕を持って生活ができるかが分かると思います。
子どもが小さいと、なかなか決まった時間に長く働くことも難しいかもしれません。
そんな方には派遣会社に登録するのがオススメ。


希望の日にち、希望の時間で働けて正社員より自由度が高いです。
まずは派遣社員としてキャリアを積み、そこから正社員を目指すなどの働き方もできます。
どんな仕事があるのか、お給料はどのくらい稼げるのか、自分にあった働き方をぜひ見つけて下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
離婚したい!と漠然に思っていたことに、少し現実味が増したことと思います。
大切なことは、今までの生活からすると多少の我慢や不便はあるかもしれませんが、それでも子どもと楽しく余裕を持って生活できる基盤をしっかり作ることです。
そのために、どこでどのようにして生活していくかをリアルに考え、調べることです。
金銭的な余裕は心の余裕につながります。
ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです☆
読んでいただき、ありがとうございました☆
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