
シングルマザーの働き方として、今まで派遣社員・正社員のそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介してきました。
今回はパートで働くメリット&デメリットについてご紹介します!
シングルマザーとして働くには、さまざまな形があります。
過去に書いた記事も合わせて、ぜひ参考にしてみてくださいね。
>>シングルマザーの働き方 派遣社員ってどう?
>>シングルマザー 在宅ワークのメリット&デメリット
>>シングルマザー 正社員で働くメリット&デメリット
正社員とパートの収入の比較
まずは正社員で働いた場合と、パートで働いた場合の収入の違いを見てみましょう。
母子世帯の平均年収…243万円(手当・養育費・親からの仕送り等を含む)
手当等を含まない、仕事によって得た収入の平均は約200万円。
そして正社員の労働収入は約305万円。
パート・アルバイトは約133万円。
133万円を月収で考えると約11万円になります。
パートやアルバイトで生活をしていく場合、給与の他に養育費や親からの仕送り、副業など他の収入源を確保していないと生活していくのは大変かもしれません。
パートで働くメリット
どうしても収入の低さが際立ってしまうパート勤務ですが、実はメリットもたくさんあります。
ここでは、シングルマザーがパートで働くメリットを5つご紹介します。
勤務条件の柔軟性
まず1つ目は勤務時間の柔軟性があります。
シフト制のパートの場合、前もって子どもの行事予定や通院予定が分かっていれば休みの希望が通りやすいというメリットがあります。
また、子どもの急な体調不良による学校や保育園からの呼び出しにも対応しやすいです。
子どもがまだ小さく、長時間労働をするのが難しい場合は大きなメリットになります。
税金や各種手当の恩恵を受けれる
2つ目は、税金や手当の面で正社員以上に恩恵を受けれることが挙げられます。
例えば、児童扶養手当やひとり親家族等医療費助成制度などは親の年収によって減額や打ち切りが発生します。
子どものため、と思って一生懸命働いた結果、税金やもらえる手当の面で損をすることがあるのです。
パートとして働くことで、収入を抑えて継続的に手当などを受給することができます。
未経験やブランク明けでも始めやすい
3つ目は、未経験やブランク明けでもパートなら始めやすいことが挙げられます。
離婚する前に専業主婦だった人や、未経験の仕事にチャレンジする際、いきなり正社員や長時間勤務するのは体力的にも精神的にも大変ですよね。
一方、パートなら求められるスキルや責任は正社員よりは負担が少なく済むので、無理なく社会復帰することができます。
まずは少ない時間や日数から初めて、慣れてきたら少しずつ長い時間で働こう、など希望に沿った働き方もしやすいです。
各種保険に加入できる
4つ目は、各種保険にも加入できることです。
一定の勤務条件を満たせば、パートでも雇用保険や社会保険に加入することができます。
各種保険に加入できれば、失業時に給付金が受け取れたり、年金の受給も可能になります。
また雇用保険に加入すれば育児休業給付金や介護休業給付金などの支援を受けることができます。
毎月の保険料の負担はありますが、将来を見据え長期的に考えれば生活の安定に繋がります。
ダブルワークしやすい
5つ目はダブルワークがしやすい点です。
冒頭でもお伝えしましたが、パートは勤務条件等に柔軟性がある反面、収入面の低さがデメリットになります。
ですが、逆に言い換えれば勤務時間の柔軟性を活かしてダブルワークをしたり副業をすることもできます。
収入の状況、子どもの状況などを検討しながら対応していけます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、シングルマザーがパートで働く際のメリットを5つご紹介させていただきました。
デメリットとしては
- 収入が低く安定しない
- 企業の業績などにより雇い止めが発生する
などが挙げられますが、
- 子どもが小さくて長時間の勤務は難しい
- 社会復帰が不安
- ストレスなく働きたい
- 手当を最大限にもらいながら働きたい
などご家庭の状況や自身の考えに合わせて、パートという選択肢を視野に入れても良いかもしれません。
参考にしていただければ嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました☆
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